言葉の始まりとともに、太古から理性の道を歩んできた人類。
理性の道をひと言で表すなら、野蛮さからの離脱といえるでしょう。
そして人類の最後に残った野蛮さが「競争」。
2025年を過ぎると「競争」を毛嫌いする運動が、世界中で起こります。
それは新しい時代を希求する、叫びのように響きます。
こころおどる屋 見習い
curico neruco
言葉の始まりとともに、
太古から理性の道を歩んできた人類。
理性の道をひと言で表すなら、
野蛮さからの離脱といえるでしょう。
そして人類の最後に残った野蛮さが「競争」。
2025年を過ぎると「競争」を毛嫌いする運動が、
世界中で起こります。
それは新しい時代を希求する、
叫びのように響きます。
こころおどる屋 見習い
curico neruco
僕が会いたい人たち
[ Sasakure Rock ]
世界の人たちが 過ぎ去った時間を見ている
僕はたった一人 やって来る時間へと向く
この世界の帆先に立って
この瞬間の最も先にいて
同じこのテンションを 引き受ける者は見当たらない
朝日が ピンク色に雲を染めるとき
僕は飛び立つ
両手を ゆっくりと広げ
緩やかに風を受けながら思うんだ
会いたい
押す力と引く力の合間をゆく 無意識の亡霊
誰もが僕を見て驚く 指をさして叫ぶ
その恐れや欲望をこえて
あの軽やかさを思い出せば
誰だって飛べるんだ ほら 空を見上げて
加速して 音の速さを超えていく
強引さを捨てて
優しく 音の壁を抜けさせてもらうんだ
無音のまま 飛んでゆける
周りの空気を解除して 頬に風を感じる
横を飛ぶ鷹に 軽く目で合図する
夕日が 大地をオレンジ色に染めるとき
その荒野へと降り立つ
彼らも同時に降り立って 夕日を背に歩いてくる
時間の先端に立つ 三人の戦士たち
純粋さと勇気が 彼らの内から光っている
自らの愚かさを超えた 絶え間ない人生の格闘を
感じさせない 笑顔で
その時には山が震える
空も音を立てて祝う
地球は留まることを知っている
僕たちには
まだやることがあるから
カ三イ4キ
[ miNnano Rock ]
ほかの誰かが凄くて
君は はあ↴ ダメだなんて
そんな感じ 凄いよね
人生が平凡で退屈で
登場キャラが 家族も友達も
自分が何より 何のへんてつもない
って本気で思ってるって それ最高
ちょっと外出て 空を見上げて
喜びしかない世界が自分
忘れたとは言わせない
虫も鳥も 嫌な奴らも
皆まとめて 抱きしめて
何もかも赦しまくって
一気にビューーンって 高まってゆくその先
忘れたとは言わせない
指をパチンって 鳴らすちょいの間
知らない感じを味わいな
誰かの 何ものかのせいだなんて
君の不遇を 信じ切ってのその偉業
ちょっと思いつかないよ その発想
何かが欲しくて 足らなくて
誰かはすべてを持っている
君を守るすべてを無視して
不平不満に没入する そんな技あるんだスゲー
土に触って 寝そべって
途切れることなく 抱かれている
地球の抱っこをオモイダス
草も木々も 風もすべてが
君をまとめて 連れてゆく
地球の応援 オモイダセ
身体も心も バラバラになるスピードを
恐れがあれば 粉々だ
力を抜いて 身をまかせ
すべてを手放す勇気 カ三イ4キ
好きになったのは
[ Piano ]
いまでもよく 憶えているよ
夏の始まる 淡い緑の
風と光と 友達の笑い声
そんな日の午後 店から流れた
私を捉えた 身体が震えた
その旋律 その歌声
大好きになった 大好きな曲
ひとりの時に 聞く心地よさ
あれから何度も 助けてくれる
つらい時にも 荒れた心も
優しくそっと ゆるされてゆく
私を捉えた 身体が震えた
あのピアノ あの弦の
大好きだった 大好きな曲
あなたと出会って 子どもも育って
二人でゆっくり 出かけた旅先
緩やかな風 まばゆい森で
どこからか流れてきた 大好きな曲
私を捉えた その時 気づいた
ここであなたと 聞くことになっていたから
遠いあの頃 好きになったんだって
閉じた頭 閉じた世界
[ acouStic jazz ]
ちょっと痛い話だから 気をつけて聞いてね
爪が剥がれちゃったんだ 手の指の爪ね
だから爪を付けなきゃと思って 釘で刺して留めようってことになった
あ、これ夢の話ね 夜見る夢の 痛い話
何人かいたと思う 誰かがカナヅチを持っていて
爪が剥がれたのが
自分のだったか 他の誰かのだったか
いまとなっては 覚えていない
釘を刺して留めるんだから ズレたら大変だと思って
しっかり押さえて でもすぐズレてしまって
みんな焦ってる 早くしなきゃ ちゃんと付かなくなっちゃうよって
カナヅチを構える人も
手が震える 責任じゅーだい!
打ち損じたら 大変だって
しっかり! ちゃんと! 振りかぶって!!
すっっと ベッドの自分に戻った おしっこがしたくて
さっきまで いた世界を
ぼんやり 思い出しながら
ぼんやり 考える
夢の中って ほんとバカみたい
閉じた頭で 閉じた世界が全てになって
自分で考えて 選択しているように思いながら
感情の物語りを 「決まった通り」に演じるだけの存在
でもね、
釘で打つ夢の最後に 僕は気づいた
カナヅチを振りかぶる人に
爪を押さえる人たちに叫んだ
「ちょっと待って! 釘で打っても 爪は付かないから!」
これが 小さな目覚め
これが 最初の気づき
いまあなたは この現実という閉じた世界で
目覚めているの?
覚めたミンナでいること
[acouStic jam]
注意深くなって ミンナ
目を見張って 世界で起こる 様々な
争いや 対立や 戦い
政治も 戦争も 金儲けも
そこに意識を向ければ
巻き込まれる
もっともっと賢くなって ミンナ
出来事は ウズマキ 巻き込む力
日常や 社会や 世の中の
損得や 勝ち負け 恐れや怒り
飲み込まれれば 感情の奴隷
気づきようもない
ミンナを巻き込もうとする者たちがいる
バカげた決定を見たら
正論を言いたくなる
ひどい仕打ちを受けたら
仕返ししたくなる
そうやって ミンナを惹きつける者たちがいる
この世の出来事に クギ付けにしようとする
だから 静かに賢くなって
いつでも 注意深く
巻き込まれないようにいて
どんな怒りが沸き起こっても
それは巻き込むためのシカケ
どんな不安が襲っても
出来事は 必ずうまくいくようになっているから
だから安心して
身をまかせて
確信するんだ
必ずうまくいく
何故なら世界は いつでも調和しているから
どんな難題にみえても
必ず うまく解けてゆく
どんな不味い状況でも
さらりと解ける 糸口がある
力を抜いてね
アタフタするなよ
世界は不安に陥いる出来事を
与えてくる
怒りを燃え立たせるような何かを
不正を正したくなるような何かを
与えてくる
これでも超然としていられるかい?
そうやって世界は
肝っ玉のレベルを試してくるよ
オクターブの世界
[wonderful moe]
ねえ、ママ
ドレミのドは
下のソラシドと繋がってるよ
鍵盤をさわりながら
モエちゃんが言いました
モエちゃん
すごいことに気づいたね
ママはキッチンから
振り向いて言いました
ドレミのドは
下のオクターブの世界の入り口
ソラシドのドは
上のオクターブの世界の入り口
モエちゃん
ママはこんな感じだと思うの
地球さんが下のドをのぞいたら
雲さんが見えました
雲さんが下のドをのぞいたら
お山さんが見えました
お山さんが下のドをのぞいたら
クマさんが見えました
クマさんが下のドをのぞいたら
リスさんが見えました
リスさんが下のドをのぞいたら
アリさんが見えました
アリさんが下のドをのぞいたら
砂つぶさんが見えました
砂つぶさんが下のドをのぞいたら
いちばん小さなツブさんが見えました
じゃあモエちゃん
いちばん小さなツブさんがのぞいたら
何が見えたかな?
ママはホットミルクを注ぎながら言いました
モエちゃんは
いちばんはしの鍵盤をたたいてみます
それより低い音の鍵盤はありません
モエちゃんはピアノをさわりながら
床のほうまでのぞきこんで
最後にピアノの反対のはしの
いちばん高い音の鍵盤を
ピーンって たたきました
モエちゃん それ!
ママは笑顔でいいます
いちばん小さなツブさんが下のドをのぞいたら
大きな おおきな 宇宙さんが見えたんだって
おもしろいね
クライ ツライ ノライヌ
[ Slow Water ]
暗がりのキッチンから
何かが落ちるような音が響いた
昨日 買ったジャムの瓶だろうか
気がかりな振りをして
気にも留めていないことは明らかだ
そんなこと どうでもいい
私は頭をソファに預け
グラスを持ったまま項垂れている
部屋の壁を染めた 死ぬ間際の太陽と
その影がつくる煩わしいほどの陰影
虚ろな目で酒を煽ると 私はノートをとって書きなぐる
外からは 子供たちの声が聞こえ
いつのまにか過ぎ去っている
気がつけば 手元も見えないほどに薄暗く
私は書きなぐった 詩の一枚を破って丸め
闇の深淵へと投げ捨てた
ベッドから抜けでたのは 昼近かったろうか
厚手のクラシックカーテンが 光を遮り
端から漏れる光量に 立ち暗むおもいで顔を背ける
テーブルに酒が残ったままの グラスを見つけ
うんざりしながら手に取った
キッチンへいって グラスの残りを流すと
冷蔵庫から 冷えた水を取り出す
コップに注ぎ しゃがみ込んだ
私は一気に飲み干す
ああ、と目を閉じ
体の底へ落ちていく 液体を感じた
開けたままのドアに手を添え 冷蔵庫の中に顔を浸す
庫内の淡い光を受け
白い息が漏れだす
ああ、暖かい
the Pieces
[David Bowie]
yes it was
it was a Zen uh a zen teacher
at a temple that I
I like a lot in in Kyoto
and he’s not he’s not often there
I usually see the
the sort of the uh
a lot of the other Masters
who were there but that we had
we were fortunate enough to have lunch with them last time
we were there
and it was most peculiar out of nowhere
he suddenly said religion is over
and it lies in the Arts that the information
the spiritual life will be in the vessel of the visual
and the musical art which
I thought was quite a stunning comment
from this 70 year old zen master
I think we have to find the focus of where our religious
strength lies in an entirely different area
I think we have to find and develop a new kind of discipline
I think there is no real sense of purpose
without a shaping of fragments
I think we have the fragments
and the pieces of a new way
a new a new way
but I think we have to construct
a path out of those pieces
I think we have the bits of concrete
and it’s merely crazy paving at the moment
but it will it we have to develop a form presumably
that’s what we’ll be doing in our new millennium is developing
the form we have the material
cocoro-odoru.ya
【目次】
ようこそ
人類の歩む「理性」という道
「閉じた頭」と「開けた頭」
有限性から無限性へ
葛藤の正体
確率の嘘
自然界は弱肉強食か
競争原理という人類史最大の嘘
新しい世界
「競争」という自然の摂理とも捉えられている人類の歴史に深く根差した「原理」が、実はこの世界の根本的な「原理」ではなく、私たちが後天的に採用した「概念」に過ぎないことを明らかにしようと試みます。
そして人類を数千年に渡って支配し、文明の発展を急き立ててきた「競争」という呪縛から解き放って、新しい時代に相応しい在り方を考えてみようという大胆な挑戦を、本書の使命としています。
Which path will you take?
人類は文明の転換をできるのか?
または自滅の道を突き進むのか?
素材:Cotton100%、グレーのみ Cotton85% Rayon15%
中厚生地のスタンダードなシルエットのTシャツです。 リングスパン糸を使用した柔らい肌触りが特徴で、首周りはすっきりとした付け襟を使用しています。